矢崎製作所は、自動車用アルミホイール、半導体製造装置部品、工作機械部品、医療機器部品など精密金属部品加工を得意とし、近年では航空機関連部品でも存在感を示しています。
ものづくりは私たちの使命ですが、当社は単なる加工屋ではありません。矢崎製作所のものづくりには、アイデア、工夫、お客様への提案、確実な品質、納期対応、適正な価格等ご提供するすべての技術が含まれます。お客様との対話により、顕在的・潜在的ニーズを解析したうえで、加工方法をプランニングし、プログラミング、シミュレーションを経て実加工を施し、厳格な品質管理とアフタ?フォローをお約束します。
このトータルテクノロジー体制により、部品ごとの使用環境に最適なスペック、材質、コスト等について、効果的かつ具体的な提案が可能となっています。お客様とともに未来に挑むため、私たちは、常に変革し続けながら時代と環境の変化に対応し、新しい価値を創出しています。
技を形に、夢を形に、
創造・変革し続ける
技術者集団をめざします。
エアロスペース飯田のメンバーとして 長野県飯田地域の精密加工技術と日本の航空機産業の中心である名古屋に隣接したメリットを生かし、当社も含め地元企業38社で「飯田航空宇宙プロジェクト」を結成しました。そのワーキンググループとして2006年5月に設立した共同受注体が「エアロスペース飯田」で、現在10社が参加しています。(公財)南信州・飯田産業センター「航空宇宙産業クラスター拠点工場」の完成で、熱処理・表面処理・非破壊検査等特殊工程も可能となり、地域内一貫生産体制がさらに進化するなか、当社もその一翼を担っています。
1971年10月 | 現在地にて創業。 |
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1973年10月 | 有限会社矢崎製作所設立。社長に矢崎隆司就任。 光学部品、工作機械部品等の加工開始。 |
1973年11月 | NC旋盤1号機を導入(飯田下伊那地域初)。 |
1975年 4月 | 自動車用アルミホイールの加工開始。 |
1985年 1月 | 工場新築(500㎡)。 |
1985年 8月 | メーカー純正ホイールの生産開始。 |
1990年 2月 | 初の自社製品「果樹用花糸取り機」を開発。 |
1995年10月 | 自社製品「タック爪」を開発。長野県発明くふう展奨励賞受賞。 |
1998年 4月 | 半導体製造装置部品の製造開始。 |
2000年12月 | NC大型複合旋盤機導入(φ930×2000)。 |
2001年 4月 | 航空機部品の製造開始 (ジェットエンジン部品、インコネル)。 |
2004年10月 | 工場増築。1160㎡となる。 |
2006年10月 | ISO9001認証取得。 |
2007年 7月 | 三次元測定機導入。 |
2007年10月 | 倉庫増築。 |
2008年 8月 | 三次元CAD/CAM導入。 |
2008年10月 | 5軸対応NC複合旋盤導入(φ660×1500)。 |
2010年 1月 | AS 9100認証取得。 |
2012年10月 | 5軸マシニングセンター導入。 |
2014年 6月 | “アジアNo.1航空宇宙産業クラスター形成特区”の指定を受ける。 |
2015年 4月 | 代表取締役社長に矢崎孝弘就任。 株式会社矢崎製作所に組織変更。 |
お客様に選ばれるには、複雑な加工も可能な新鋭の設備と、これを活かすスキル、つまり「どうつくるか」のアイデアが必要です。当社はこれまで、他社なら敬遠する難しい加工にも果敢にチャレンジし、ノウハウと情報の蓄積に努めてきました。それゆえ、お客様からいただいた課題に対し、固定観念にとらわれることなく、さまざまな方向からアプローチできます。こうした「考える加工」こそ、私たちの強みです。
当社は、アルミ、鉄、ステンレスをはじめ、インコネル、ハステロイ、チタンなどの難削材加工に高い技術を有するほか、NC旋盤による小物部品から大物部品(φ930)、マシニングセンターによる精密複合部品にいたるまで、サイズや精度、形状など幅広いご要望にお応えできます。さらに、材料にあわせたプログラミングや加工手法の選択といった独自技術で、高精度加工や複雑形状加工にも柔軟に対応いたします。
当社は、JIS Q 9100の認証を取得しています。
1998年に世界の主要な航空宇宙関係企業が、国際航空宇宙品質グループ(IAQG)を設立し、
航空宇宙品質マネジメントシステムの国際統一規格IAQS9100を制定したことを受け、
日本で制定された世界標準の品質マネジメント規格がJIS Q 9100です。
従来のISO9001をベースに航空宇宙産業特有の要求事項が織り込まれています。
認証範囲:旋盤とマシニングによる航空宇宙用各種金属部品の製造